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20年後の食卓に、スピルリナがあると思う

「スピルリナで空気清浄機をつくる?」


「ゴミ箱1杯で1人分の酸素がまかなえる?」


そんな話を聞いたとき、私の中で“未来の食”への想像が膨らみはじめました。

藻類=スピルリナが、単なるスーパーフードではなく、

“暮らしそのものを支える存在”になるかもしれない。


──そう感じた瞬間から、私の頭の中では、20年後の食卓が動き出しました。


① 未来の食を想像したきっかけ


「ゴミ箱1杯のスピルリナが、1人分の1日分の酸素をつくる」——

そんな話を耳にしたことがあります。


実際に、約80リットル(まさに家庭用ゴミ箱1杯分ほど)のスピルリナで、

人間1人が1日に必要とする酸素を生み出せるという実験もあるそうです。


そんな可能性に着目し、“スピルリナで空気清浄機をつくる”というプロジェクトが、

実際にクラウドファンディングで立ち上がっているのを見つけました。

【CO2を削減して酸素を創る!クラウドファウンディングスタート】


光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する——

それは自然のしくみそのもの。


もし、そんな空気清浄機が家にあったら?

それは「生きている電化製品」かもしれないし、

もしかしたら「食べられるインテリア」かもしれない。


想像すればするほど、スピルリナは

未来の空気”をつくる存在にも思えてくるのです。

 

実はスピルリナは、2025年の大阪・関西万博でも注目されている存在なんです。 
「藻のカーテン」と呼ばれる展示では、藻の光合成によってCO₂を吸収し、酸素を放出するという“生きた建築”が展示されているそうです。

 

スピルリナを含む微細藻類は、すでにこうして“未来のインフラ”としての実用化が始まっているのです。


② 20年後の食卓を想像してみる

では、ここからは少しだけ未来を妄想してみましょう。


もし、20年後の食卓にスピルリナが“当たり前に存在している”としたら──



朝ごはんは「スピルリナタブレット1粒」+「発酵藻スープ」


外出前には、「家庭用スピルリナ培養装置」で育てた藻を収穫して「リナブルーラテ」

(この頃には、ブルーを抽出するためのコーヒーメーカーのようなものがあるはず)



お弁当は、“酸素と一緒に摂る弁当”。微細藻の光合成に合わせた栄養設計。


家庭の壁にはスピルリナ入りの空気清浄パネル。

CO₂量や酸素放出量に応じて、「今日のおすすめレシピ」が浮かび上がる。



子どもたちは学校で「藻育(もいく)」という授業を受けていて、

「え、昔って藻を家で育ててなかったの?」なんて言っているかもしれません。


スピルリナは「スーパーフード」ではなく、

スーパー・ライフライン”として、私たちの暮らしを支える存在に。


食べること、呼吸すること、暮らすこと。

そのすべての中心に、青くて小さな藻がいる。


そんな未来の食卓を、私は本気で想像しています。


③ 今、私たちにできること


未来は、ある日突然やってくるわけではありません。

日々の選択や、小さな行動の積み重ねの先に、静かに形を変えて訪れます。


今日、スピルリナをスムージーに入れてみたこと。

昨日、子どもと一緒に「青いご飯」を食べて笑ったこと。

そんな日々のひとコマこそが、未来につながっているのかもしれません。


いま手にしているスピルリナは、

単なるスーパーフードではなく、

未来の当たり前になるかもしれない選択肢


“藻なんて、ふつうに食べるよ”


そんな時代を迎える20年後に、

この小さな一歩があったことを、

ちょっとだけ誇りに思えるような未来を、私は想像しています。



スピルリナをもっと身近に感じてほしくて──

LABのキャラクター、りなちゃんともこちゃんをご紹介!



私たちスピルリナLABでは、

“スピルリナってなに?”という方にも親しみやすくなるように、

オリジナルキャラクター「りなちゃん」と「もこちゃん」を作りました。


💙 りなちゃん は、スピルリナの魅力を発信する明るく元気な女の子。

💚 もこちゃん は、発酵や栄養に詳しいちょっとマニアックなオタク女子。

ふたりは、日々いろんなシーンで「きれいと元気」を伝える活動中です。


記事の中でも出てきた未来の朝ごはんにも、

きっとリナちゃんともこちゃんが登場しているかもしれませんね。



 リナ&モコちゃんオリジナルLINEスタンプ

スピルリナLAB 所長 安藤千英




#スピルリナLAB #DICスピルリナ #スーパーフード #健康習慣 #食から変わる未来 

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