こんにちは。
スピルリナLAB研究員のYUMIKOです。
今回は、「未来のタンパク源としてのスピルリナ」という視点から、
私が日々取り入れているスピルリナについてご紹介したいと思います。
スピルリナってどんなもの?
みなさんは「スピルリナ」という名前を聞いたことがありますか?
スピルリナは、約30億年前に地球に誕生した、最古の植物ともいわれる藻類(藍藻)の一種です。
近年はスーパーフードとしても注目されていて、その栄養バランスの良さは群を抜いています。
特に注目したいのが、タンパク質の含有量。
なんとスピルリナは、100gあたり約60%がタンパク質!
しかも、私たちの体内で合成できない「必須アミノ酸9種類」すべてを含み、非必須アミノ酸もほとんど網羅。
その栄養バランスの良さには、私自身驚かされました。
なぜ「タンパク質」なのか?
今、世界では「2030年にタンパク質危機が訪れる」とも言われています。
その背景には、主に以下のような理由があります:
• 世界人口の急増
• 気候変動や異常気象による作物の不作
• 大豆など主要なタンパク源の供給リスク
特に、私たちが植物性タンパク質として頼っている「大豆」も、今後の安定供給が難しくなる可能性があるのです。
そこで注目されているのが「藻類」!
そんな中、未来の新たなタンパク質源として期待されているのが、スピルリナを含む藻類なんです。
私がスピルリナに魅了された理由の一つが、環境にやさしく、育てやすい点にもあります。
スピルリナの生産効率(大豆と比較):
• 必要な水の量:大豆の1/4
• 必要な土地の面積:大豆のわずか3%
• 高温環境にも強く、猛暑でも育つ
つまり、地球にやさしく、これからの時代にも対応できる持続可能なタンパク源ということ。
「未来のために選ぶ食材」として、スピルリナはとても理にかなっていると感じています。
スピルリナが私の日常にある理由
そんなスピルリナを、私は毎日少しずつ摂り入れています。
パウダーやタブレットタイプがあるので、
• 朝のスムージーに混ぜたり
• お味噌汁やカレーにちょい足ししたり
手軽に使えるのも続けられる理由のひとつ。
何より、少量でもしっかり栄養が摂れるのでとても効率的なんです。
おわりに
未来の食卓に、スピルリナが当たり前になる日も?
スピルリナは、
• 高タンパク&栄養が豊富(少量でOK)
• 環境負荷が少ない
• 生産効率が高い
という点から見ても、未来のタンパク源として本当に頼もしい存在です。
もしかしたら近い将来、食卓に当たり前のようにスピルリナが並ぶ日が来るかもしれませんね。
LABのレシピもぜひご覧ください!
私たちスピルリナLABでは、DICスピルリナを使ったレシピを多数開発・公開しています。
「おいしく、手軽に、そして未来のために」
そんな想いで、クックパッドに季節ごとのレシピを掲載中です。
ぜひ、あなたも未来のタンパク源「スピルリナ」を取り入れてみてくださいね!
執筆者
スピルリナLAB研究員 YUMIKO


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